実家の家具の移動の手伝いをしてきました。
いろいろ懐かしいものも出てきたりして(笑)
祖母の裁縫箱(針箱)をもらってきました。和裁が得意だったようです。和裁の道具も入っていました。
針は使えそうです。
子供の頃から、家にあって、当時の記憶だと「鏡台とセットで、あって。花嫁道具だった・・」
なんて聞いた記憶がよみがえりました。今、母に聞いたら、「そんなこと言ったっけ?」と言われそう。
特殊な柄なんで、気になって調べたんですが、ドンピシャでなかなか出てこない。
何か、薄い板を貼ったのではなく、塗ってある感じがあります。
ツイッターで、ちょっとみなさんに聞いてみたら、津軽塗ではないかと言ってくださる方もいて、多分そうかな?
曽祖父は、東北出身でしたし、昭和初期までは、結構な財力もあったようなので、津軽塗だとしてもおかしくない。
大正時代、財力にものを言わせて、子供達(祖母を含めて、数人)をちょっと都会の街の女学校に通わせていたそうです。
通わせるのに、家を一軒かり、お手伝いさんもいた。人力車で通学していたなんて、話も聞いたことがあります。
自分の先祖が、裕福だったとは、小市民の私にはピンとこないドラマのような話です。
祖母は、大正時代に技芸学校と呼ばれるとこで、和裁なんかを学んだようです。
今は、女子高校になっています。
祖母や母が大事にしていたんで、引き継ぐのもアリかと思いました。
この模様が・・・子供の頃あまり好きじゃなくて、大人になると違う見方もできるので、それなりに受け入られらる。
工芸品として、すごいとも思えるのでした。